水族館の建物の外には、ヨーロッパ最大のアザラシ飼育施設であるシールベイがある。
ここにはゼニガタアザラシという種のアザラシのコロニーがあり、既存の自然にうまく溶け込んでいる。セルブクタが2014年にオープンしたとき、5頭のメスと2頭のオスがいた。メスはすべてヨーロッパの別の水族館から、オス2頭はロフォーテンの水族館からやってきた。一番年上のオスがボスで「アルファ・オス」であり、かつてのボスにちなんで「クヌート」という堂々とした名前が付けられた。
セルブクタはアザラシの希望に基づいて計画・建設された。アザラシたちはここで、可能な限り自然に近い環境で暮らしている。施設の広さは6,000平方メートルで、アザラシが望めば隠れられる十分なスペースがある。水中展望室では、アザラシと間近に接することができ、振り向けばカワウソにも会えるかもしれない。
毎日午後3時から、ノルウェー語と英語によるプレゼンテーションが行われる。